アイヌ利権について

アイヌ保護に関する政策が少しずつ変わりつつあるけど、なんだか同和と同じ方向に進んでいるんじゃないかとおもうことが...。

気になるのは「アイヌ文化保護」と「アイヌ民族保護」がごっちゃにされているということ。生きたアイヌ文化は、アイヌ語が絶滅しそうになっているように保護対象としてかなり厳しい。
博物館に保存するようなものはあるんだけど、本当にアイヌ文化を保存するつもりなら夕張あたりに「アイヌ保護区」って言うものを作って、そこで採取生活と祭祀を守ってもらう。そこの中にはコンビニみたいな文明物を作っちゃいけない。見たいな事をしないといけない。文化的にはかなり意味があるけど、もし仮に私がアイヌだったとしてもそんな生活はしたくないとおもう。

もうひとつの視点は、アイヌは和人に略奪された先住民族で、貧困にあえいでいるから保護しろというもの。ものによっては「東京在住のアイヌの生活も補償しろ」というのもある。
ただし、アイヌはそんなに強力なコミュニティもっていないし、同化が進んでしまって日本語話せないアイヌというのはもうほとんど存在しないのでそれは単なる「貧困対策」でいいような気がするんですけどねえ。