最近永久発電のねたがあたりを騒がしている。
浮力と落下のエネルギーで回る永久機関ってある意味「枯れた」ネタ。もう何百年も前から類似のネタはいっぱい。
さて今回の「発明」は現物が回転している以上どこかにエネルギーの供給源があるはず。さてどこでしょう?
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110626/scn11062612000001-n1.htm
結論としては、玉が水中を登っていくと同時に、それと同量の水が「落ちて」います。
だから回っているのは水の位置エネルギーを消費してのこと。
産経新聞の記事もよく読むと「水を消費している」ことがわかる(たぶん科学記者の突っ込みでそうなったんだろうけど)。ただ、かなり注意して読まないと永久機関が実用化されたように見えちゃうよな。