会社の安全衛生委員会

会社の安全衛生委員会に出席してきました。

知ってはいたんですが再確認してがっかりしたのは、うちの会社には「社員を教育しないとまずい」って視点が全くないということ。

ヘルメットには墜落落下保護用と飛来落下物用と感電防止用の3機能があるのだが、会社の安全作業マニュアルで区別が表示されてなく、現場にも飛来落下物用しかないため、10メータくらいの足場の上で作業する際に保護作用ないヘルメットかぶって作業しているのですよー。安全帯も昔と今とで規格が変更されているんですよーって話をしたのだが盛り上がらず。

早い話がうちの社内に正しい保護具の使い方を知っている人が居らず、その状態でOJTで安全教育しているから、かなり危険な状態が起こっているということなのだが。

人事部長は「そんな細かい話は現場でやってくれ」って感じだし、技術の安全管理者は「社員が安全帯するようなことなんてあったっけ?」*1とかいってるし。
結局誰が社内の安全マニュアルを管理しているのかも不明。保護具の規定(労働安全衛生規則)の規定変更をウオッチしている人は社内にいないのですか?って聞いたら人事部長が「そんな細かいところまでうちでは見ない」とか。

結局「あるべき姿」を規定して、教育して、検査で遵守の状況を確認するという「コンプライアンスシステム」の概念は私の会社には存在しないということらしい。 むう。

*1:あるから話してるんじゃ