鉄塔の安全なのぼり方

トラス鉄塔にアマチュア無線家が登る時にはU字吊の安全帯をつかうことが多いようだ。ただU字吊の安全帯は作業時の足場を固定する物であって、電柱以外では墜落を予防できない。(電柱では安全帯かけたまま登ることができる)

実際にU字吊の安全帯だと安全帯を掛ける時が一番危ない。

電柱だって梯子から電柱に乗り移るときには不安定な姿勢になるから、最近は柱上安全帯に補助ロープつけてるって聞くのだが。

ってことで安全に作業するにはU字吊に補助の一本吊ランヤードが付いているものが売っていればいいのだけど、そういう製品が無い。
需要がすくないから必要なら部品足して作れってことなのか、それともはじめからそう作ると一本吊ランヤードでU字吊できてしまうから検定通らないとかあるんだろうか。
U字吊りランヤードの反対側が一本つり兼用になっているものはあるけど、妙に高い(4万くらい)し、U字吊りランヤードって一本吊りランヤードに比べてかなり太いから実際は扱いにくいと思うんだよね。

昔大学の留学生が鉄塔登るのに柱上安全帯渡したら、それは危ないからこっち使うとクライミングハーネス使っていたが、確かにそっちのほうが扱いやすくて安全かも。

マチュアの安全な高所作業の方法についてどっかにまとめた文書ないだろうか。JARLはもとよりそういうもの期待できないけど、CQ出版あたり出さないかね。以前にあった本は廃版になっているらしいし。