[民主党新代表に前原氏…２票差、菅氏破る:http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050917it11.htm]
いやはや、これは将来の日本史の教科書に載るかどうかは微妙としても、日本政治史上に間違いなく残る事態でしょう。
私は現実論者だから前原氏の主張は当然だと思うが、旧社会党系と旧新進党の寄り合い所帯である民主党はこれで分裂必至。支持母体である労組もこれは支持できないだろう。
かといって支持政党を民主党から共産党や社民党に変更するのは、労働組合の上層部にいる「プロ市民」にはOKでもほとんどの組合員にとって認めがたいと思われるので…組合から「プロ市民」が追い出されるんだろうな。
危険なのは、日本人って「世の中の流れ」に乗るのが「善」とされているから、国粋主義的な流れをマスコミがあおったりしないでいてくれるかということ。学校では習わないことだが、太平洋戦争開始時には世論は「開戦支持」だったわけで、「国民の意思に反して軍人が戦争をはじめた」なんていう幻想を信じている人が「今は民主主義だから安心」なんていってると、外交問題多発するでしょうね。
