札幌のIC乗車券SAPICAが少しも普及しない。

http://www.city.sapporo.jp/city/mayor/interview/text/2010/20101129/sapicapoint.pdf
普及促進のためSAPICAにポイントのたまる事業をやっているけど、著しく変な方向にすすんでいってしまっている。
こういう変な事業やるからJR北海道KITACAとの互換性がなくなるんだし。この愚にもつかない事業をするために本来はいらないハードウェアいっぱい買っているんだろうし。

SAPICAにはキャラクターがないにもかかわらず(だから券面のデザインが極端にダサい)、地下鉄、市電の利用促進PRにはキャラクターがあったり、全体の交通需要のことを考えずに市電の延伸を考えたりと、札幌市の交通行政はどうもやっていろことがおかしい。

SAPICAの普及についていえば、一番の問題点は、同じく地下鉄で使えるプリペイドカードのウィズユーカードでできてSAPICAでできないことが多すぎること。
SAPICAはプレミアムは10%だけど、ウィズユーカードは1万円かえば15%だし、日中専用のウィズユーカードはもっとプレミアムが多い。
ウィズユーカードだとバスの料金も払えるけどSAPICAはできない。JRの料金の支払いはどっちもだめとなったらSAPICAをもつ理由ははっきりいって何もない。

せめてKITACAと相互使用ができれば、SAPICAを捨ててモモンガが可愛いKITACAだけもつって選択肢もあるんでしょうけどね。

これ、事業の発展のめどなしに突入した責任者は誰なんでしょうかね。