フォーカルポイントコンピュータ株式会社は、コンポーネント/HDMI入出力に対応するビデオキャプチャカード「Intensity Pro」を5月下旬より発売する。直販価格は52,500円。対応OSはWindows XP/Vista、Mac OS X。
ブラックマジックが出しているHDMI入出力ボードIntensityのアナログ入力付バージョンが発売になりました。実はHDMIだけのバージョンは以前から出ていて、ＨＤ機器としては格安の3万円でした。で、今回はアナログ入力を加えてのバージョンアップ版。
このシリーズは価格も安く、面倒なことを言わなければ*1HDのキャプチャ環境がこの価格で手に入るのはすごいことです。
但し、ざんねんながら、このボードはほとんどＭａｃ専用品。Windowsのドライバも存在するんですが
利用可能なコーデックは、Blackmagic独自コーデックのほか、Windows XP/VistaではDV、MotionJPEGなどで、Mac OS XではDV、DV50、MotionJPEG、HDV、DVCPRO HDなどに対応する。
ということで、Mac上ではノンリニア編集機のデファクトスタンダードの方式になっているDVCPRO HDに記録すればいいのですが、Windows上でHDのMotionJPEGを編集するのはデータレートに追いつくだけのごっついRAIDを組まないといけないので現実的ではない。
WindowsでEdiusを使っている分については、7月中旬に発売が予定されているHDRECSが使えるかどうかだな。
*1:タイムコードとか
