普通、HFの送信機には必ずCWの送信機能がついているものだが、我がシャックにある変態無線機の中にはCWが打てないものだったり、CWの運用が非常に困難なものがあったりする。
こいつら変態無線機でCWを運用する方法を考えてみたりする。
FT70GC編
こいつはアマチュア無線機だか軍用機なのかちょっと微妙な無線機。取扱説明書には保障認定の記載方法の説明があるが、八重洲無線の機種にもかかわらず、保障番号はない。まあ、はじめっからCB帯で送信できるので、こんなものが免許できるとも思えない。(なので受信機と、シャックの飾りとしてしか使ってません)
で、スペック上はこいつはCW出せることになってるんですが、その実装方法が超絶に謎。SSBモードで無線機動かした状態で、音声入力に1500Hz突っ込むことでCWを実現しています。そうするとトーンは1500Hzって非常に高い周波数湖底になるし、スプリットとか当然できないし、何よりゼロインしたときに周波数表示は1500Hzずれる(爆。
しかも音声入力に汚い信号入れると信号評価に9以外の評価がもらえるというおまけつき。えー。皆さん国内QSOでRSTリポートのTで9以外送ありますか?(草
現実的には受信のトーンは選択できるほうがありがたいしスプリット運用もできたほうがいいので(VFOA/Bとかありえないので、ものすごく制限多いですが)音声入力に入れるトーンの周波数を連続的に変更できるほうがいいなと。
(とわいえ、周波数表示がずれる件は致命的なので、気象ファックスとか洋上管制の受信きとしてまっとうするんだろうなあこれ。カッコいいんだけど、実用性はないんだよなあ)
もう一つの無線機はQDXです。QCXやQMXは諸々UIもついて電信ちゃんと打てる、ただ普通過ぎるのよこれ。CW専用機でCW打てて当然じゃないですか。QMXって結構高いし(まあ705とか買う気になれば激安なんですけど)
こいつのはPCサウンドデバイスから受け取った周波数情報でオシレーターの発信発信週を決めるFSK送信機なんで、これもPCから音声デバイスにシングルトーンぶっこんでやればCWはきっと出る。(ただ工事設計書で変調方式が何になるかは打合せ必要)
またQDXは本体にSメーターも周波数表示も持ってないしスピーカーすら持ってないのっでQDXの音声OUTから出てきた因業をCW解読ソフトに食わせるか、サウンドミキサでPC音声出量に漏らす必要がある。
なお、蛇足だけど、QDXには送信出力を調整する機能はないので、送信出力は電源電圧で設定する必要がある。15Wとかぶっこむと燃えます。これも切り替えスイッチ作るかなアンテナチューナ起動中に終段燃やしたくないんで。
で、ソフトは
DSCWあたりで対応してるのかと思ったんですがDSCWはコムポートのDRS,RTSでCW送信するのでサウンドカードからトーン出す方法には対応してないようです。
CW解読できるソフトだとWixWとかFlDigiとかどうだろうと思っていたら
これがトーン出力で音声だせるっぽい。眠剤聞いてきってヘロヘロなので、今日はこの辺で終了。
移動引用でCWやるときも絶対にBluetoothヘッドホンとPCは持っていくのでPC必須の無線携帯形態というのも悪くないんじゃやないかと。