カノープス:HDキャプチャカードを発売 99,750円

上にも書きましたが、カノープスからはハードウェアエンコーダチップを積んだHDMIカードが発表。


カノープス株式会社は、HDMI/コンポーネント入力を備えたPCI Express接続のHDキャプチャカード「HDRECS」を7月下旬より発売する。価格は99,750円。

 PCI Express x1接続のPC内蔵型キャプチャード。HDMIコンポーネント出力からの映像を独自のCanopus HQコーデックにリアルタイムでエンコードし、1080i/720pでのキャプチャが可能となっている。XILINX製のDSPを搭載し、Canopus HQにリアルタイムでエンコードし、CPUの負荷を抑えながら、HD映像をパソコンに取り込むことができる。

キャプチャには録画専用のシンプルなツール「HQ RECORDER」が付属し、入力ソースと同じモードで録画する。このほか、時間を指定して録画を開始するスケジュール録画機能、映像信号を検知すると自動で録画を開始する機能などを備える。

このボード立ち位置がいまいち微妙で、Ediusなどのカノープス社の編集ソフトで直接キャプチャでできるわけではなく、録画専用ルールで取り込んだ画像をEdiusなどで編集することになります。カノープスAVCHDへの対応も直接取り込みではなく、AVCHD→HQのこーデックコンバータを出すことでしのいでました。

Windows上では安価にHDをキャプチャできるボードが存在しなかったので、ここから何かする人が出てくるかも知れません。上で書いたとおりMacではIntensityというHDMIのキャプチャボードが使えましたし、業務用のSDI積んだボードでも数十万で買えるのでスタンドアローンでHD編集(非HDV)はMacの利点が大きかったわけですが、今後ハードウェがどう動くのかが注目です。