災害時にアマチュア無線に求められるものはなんだろう

一番望ましいのは「JARLが非常用のコミュニティFM局を1局持つ」ことだと思う。
完全にアマチュア業務を離れてしまうけど、アマチュアには2技以上の免許持っている人が相当数いるわけだし、それなりにオーディオ趣味の人ともかぶるので、定期的に訓練すればコミュニティFMを1局ぐらい運営することだってできるでしょう。

運用技術だって、ハムフェア、総会、関西ハムフェア、ARDF競技会の際に会場に毎回設置していればオペレートすることのできる人だってそれなりに養成できるだろうし。

で、機材は完全にパッケージ化して各総通で基礎的な検査を受けといて、非常時に東京総通で周波数を割り当てて検査をしたうえで、オペレートする人間と放送機材と、それなりの量の受信機、電池をつけて発送。受け入れする側では被災自治体に放送免許を与えて、現地の役人とJARL側の担当者の2人をTOPとする組織を作って3ヶ月くらい放送を維持するとか。

まあ、クリアしなくてはいけない制度的な問題はものすごーくいっぱいありますが、何もHAMの社会貢献は、何も無線機とアマチュアバンドでやらなきゃいけないことでもないでしょうよということ。