http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_01000006.html
現在、非常時において、アマチュア局の無線設備を操作することができる資格を有する者が、他の免許人のアマチュア局を運用する場合は、当該免許人の立ち会いを必要としています。
本件は、社団であるアマチュア局に限り、非常時においては、一定要件の下でその立ち会いを要さないこととするために関係告示の一部を改正するものです。
いまいち目的が見えない。現状でもそんなにかたいこと言わなければアマチュアの社団局構成員名簿は届け出事項しかも「直ちに」ではなく「速やかに」なので合理的理由があれば遅れることも可なので事後的に処理することもできる。早い話が無線機の前に名前と従事者免許番号書く用紙を置けば足りる。
運用者の承認のさいには免許人が免許を確認する必要があるので、その場の手間としては構成員名簿を直すのとほとんど差はないように感じるのですがどうでしょうか。
現在アマチュア無線局には業務日誌を書く義務はないのでこれで運用承認をした記録を残さなければ、そのコールサインを使った人が誰だか全く分からなくなってしまう(役所に確認しましたが、ゲストオペをした場合にゲストが誰であったかを記録する必要はないとのこと)
現在の日本のルールだとゲストオペはホスト局のコールサインを言うことになっている(JARLの説明とは矛盾するが)ので、オペレータの身元はコールサインからもわからない。
そんな身元がいい加減な無線局に非常時の情報伝達をまかせていいのかねってこと。
あと、ゲストオペレータが有効な免許を持っていたいときの処分はホスト局にくると総務省のほうでは言ってましたが、承認されたものと合わせて承認した人がだれかを記録にのこしておいた方がいいと思うんですけどね。
こんなややこしいことするなら、アマチュア無線局間の設備の貸し借りを認めて、社団局の設備をベストオペレータの免許で運用した方がずっとすっきりするはず。
包括免許にすると無線設備の実態が把握できなくなるから問題あるとしても、いったん免許になっている設備を人に貸すのは問題少ないと思うんですがねえ。
やっぱパブコメ書いたほうがいいかも。