FT-75に火を入れてみる

某所より入手した真空管時代のHFモービル機FT-75 なぜか2台

こんな無線機

RigPix Database - Yaesu - FT-75

ヤエスのFT-75 HFトランシーバ - 男うちごはん

http://foxtango.org/Manuals/Yaesu_Journal_1971.pdf

基本的に水晶による固定周波数で、VXOでちょっぴり周波数が動くがRITレベルしか動かないので、使い道があるかっていうと微妙かもしれない。

3.5 と7MHzについてはLSBしか出せないから、FT8に使うってのもできないし。

EXTから外部周波数入れてやると周波数可変できるが、バンドにより局発周波数が変わるしめんどい(これはFT707何かも一緒)

 

通電&開腹して状況を調べる

一台は受信可能。ジェネレータから信号入れてみたらそこそこの感度。

分解しようとしたら、いくつかのねじがつぶれていて開けない。

これ特殊工具使ってねじぶっ壊して開けるか。ということで工具発注。

https://amzn.asia/d/7uoAK7h

受信周波数は3.563、7.048、7.080、7.097、14.15、21.40、28.55あたり

 

もう一台は通電するがシグナル突っ込んでも音が出ないしSメータも触れない

水晶は 3.535、不明、3.574、7.080、7085、7097、14.150、14.200、14.250、21,250、21.400、21.420、28.550が入っている

 

うーん年代的に抵抗が吸湿して壊れるらしいし、トランジスタも怪しいし、当然ケミコンも怪しいわけで修理するとなればいろいろ交換コースかなあ。

 

内部はこんな感じ

FT-75内部

FP-75電源内部

電源は中身スカスカで、平滑回路通しただけで出力している。